海外出張/旅行で準備しておいて役にたったこと・tipsまとめ
2022/10/2〜10/8まで日本を出国し、ロサンゼルスで過ごしていました。コロナを経て、久しぶりに海外出張をして、役に立ったことやtipsをまとめておきます。
ahamoでローミングを気にせず
海外旅行でいつも考えるのは、携帯電話のSIM
をどうするか。いつもは現地のSIM
カードを利用するのですが、ahamoを利用できることに気づきました。
ahamoは格安SIMで有名ですが、実は海外利用が20GBまで無料です。「海外で利用することはできますか? | よくあるご質問 | ahamo」に詳細が書かれています:
電話番号はいつものままで、海外200以上の国・地域で電話をかけたり、ショートメッセージサービス(SMS)を送信することができます。 また、海外82の国々・地域で20GBの月間データ容量のデータ通信が追加料金なくご利用いただけます。
※ahamo大盛りオプション契約の場合も海外データローミングは合計利用可能データ量(100GB)のうち20GBまでです。ただし、システムの影響により20GBを超えても通常速度で利用可能な場合があります。
※海外では電話を受ける場合も着信料が発生するのでご注意ください。
実際に2022/10/2〜10/8の期間のデータ通信量を確認したのですが、国内・国外でトータル20GBというカウントの仕方をしているようでした:
日本に帰国して以来、ahamoを契約していたのですが、はじめて役に立つ時が来ました!
Wiseを利用してプライベートのお支払いをお得に
シンガポールやタイにいる時から、Wiseのサービスを海外送金用に利用していましたが、物理的なデビットカードを発行できるようになっていました。今回この仕組みを利用して、Wiseに日本円とシンガポールドルを送金して、アメリカで買い物の際に利用してみました。
Wiseというのは、レートのいい通貨両替サービス・送金サービスと思っていただければいいかと思います。
最初はレートのいい通貨でお支払い
Wiseに送金した日本円とシンガポールドルでは、シンガポールドルの方がレートが良かったようで、自動的にシンガポールドルを優先して両替し、決済できました。下の決済情報を見てください:
こちらは、ガイドさん付きのツアーを数人分申し込んでみた時の決済情報で、合計251.22 USD
支払いました。この画像のConversion details
の部分を見ると、シンガポールドルでお支払いをしていて、361.20 SGD
がWiseの口座から引き落とされています。2022/10/4のSGD -> USDの為替レートは0.7028
で、Wise経由のレートが0.698788
なので、優秀なレートで両替できているように見えます。
レートのいい通貨がなくなったら、残高のある通貨に切り替えて決済
レートのいいシンガポールドルの残高が無くなったら、自動的に日本円で足りない分を補填してくれます。これはこれで使える感じです。下の決済情報を見てください:
こちらはロサンゼルスのアップルストアでairpods pro 2nd genを買った時ですかね。合計で272.66 USD
を支払いました。この画像のConversion details
の部分を見ると、シンガポールドル・日本円でお支払いをしていて、360.60 SGD
と3,249 JPY
がWiseの口座から引き落とされています。2022/10/8のSGD -> USDの為替レートは0.6977
、JPY -> USDの為替レートは0.0069
なので、計算するといい感じになっている…はず。
ちなみに、単純にドルから日本円に置き換えたら、日本で電気屋さんとかでポイント貯めて買った方がお得だったかもしれないことに後から気づいてしまいました。。
残高がある通貨が一つだけのときは、その通貨を使って決済する
Wiseに残高がある通貨が一つだけのときは、その通貨を使って決済をします。日本円だけが残っている状態で利用すると、日本円で決済をしてくれます。下の決済情報を見てください:
これはホテルのカフェでカフェラテとサンドイッチを頼んだ時のものです。合計で23.0 USD
を支払いました (支払った当初は19.27 USD
を支払ったのですが、チップで23.0 USD
に金額アップしました)。この画像のCOnversion details
の部分を見ると、日本円でお支払いをしていて、3,367 JPY
がWiseの口座から引き落とされています。2022/10/8のJPY -> USDの為替レートは0.0069
で、Wise経由のレートが0.00687726
なので、いい感じのレートになっていることがわかります。
振り返ると、日本円で3,000円超で、カフェラテとサンドイッチなわけで、さすがにアメリカのインフレを痛感します。。
iOSの「接触通知」を有効にしておく
海外では「接触通知」の仕組みが稼働していました(少なくとも私が訪れたカリフォルニアでは現役でした)。この仕組みを海外からの旅行客が利用するには、下の「Availability Alerts」を有効にする必要があります。
そうすると、アメリカでデータ通信ができるようになると、「接触通知をカリフォルニアに変更しますか?」といった内容のダイアログが表示されました。変更を承諾すると、カリフォルニアに切り替わったようでした。
設定箇所は、Settings
> Exposure Notification
> Availability Alerts
をオンです。
[Settings]画面
[Exposure Notifications]画面
まとめと後日談
注意点としては、日本に戻ったときに元に戻してくれはしないようなので、自分で日本に戻す必要があることです。日本だと、「接触通知」使わなくなったはずなので、あまり意味がないかもしれませんが。。
ちなみに、「接触通知」はうまく動作していたみたいで、こんなふうに通知を受けて、PCR検査を受けてきました。無事陰性でございました:
まとめ
こういうことを事前に知っておくとよかったなという事をまとめてみました。