日本人が残業をするのは、生産的になろうとするためではない

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Crushed Salaryman

Doing Business In Japan | Kalzumeus Softwareからの引用です。日本で10年間働いたアメリカ人の方が見た日本のサラリーマンについて:

Salarymen work large amounts of overtime, although much of it is for appearance’s sake rather than because it actually accomplishes more productive work. Depending on one’s company, this overtime may be compensated or “service overtime” — “service” in Japanese means “thrown in for free in the hopes of gaining one’s further custom”, so your favorite restaurant might throw in a “service” desert once in a while or you might do 8 hours of “service” overtime six nights a week for 15 years.

拙訳ですが:

サラリーマンは残業をたくさんする。しかし残業をするのは、生産的になろうとするためではなく、むしろ見た目を取り繕うのためである。勤務する会社によって、残業代が支給されることもあるし、「サービス残業」になることもある — この場合の「サービス」というのは、「次も来店してもらうために無料で提供する」ことを意味している。だから、お気に入りのレストランは時々「サービス」でデザートを出してくれるし、日本のサラリーマンは週6日8時間の残業をサービスですることもありえる。

“it is for appearance’s sake rather than because it actually accomplishes more productive work.”と当たり前のように書かれることに、ちょっと驚いたのでありました。でも、そんな気がするよね。何もなければ帰りましょうよ。