Fluentd X GrowthForecastの組み合わせで可視化してみた

FluentdGrowthForecastを組み合わせてレスポンスタイムの可視化を実施しました。

今回はNginxのログからアプリケーションサーバとの通信に要した時間(=①)と、ブラウザとの通信に要した時間(=②)を可視化してみました。


GrowthForecast_Diagram
①と②を比較することで、何がボトルネックになりうるのかを把握することが目的です。

仮説としては、Nginxはフロントで配信を担当しているだけだから、①と②はほぼ同じ値になるはずです。

まずは①と②を可視化したグラフがこちらになります:


growthforecast_example003
この二つのグラフを見ただけだと、似たような傾向になっていることはわかりますが、問題の有無がよくわかりません。二つのグラフを重ねて見ます:

growthforecast_example002
これではっきりわかります。配信のみを担当しているはずの

Nginxが特定のタイミングでだけ明らかにパフォーマンスが落ちています。じゃあ、このタイミングで何が起こっていたのか?それが気になってきます。