気になった文章

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Shiroさんのところから。

自分の好きなマイナー言語を大きな組織の中での仕事で使って行くために、個人の裁量でできるワークフロー改善からこっそり導入してゆくという手はとても有効だと私は思っているけれど、それはあくまでゲリラ戦であることを承知しておかないとならない。組織の一員である以上、正規の仕事(ここではJavaやC++)もちゃんとこなさなければならないし、むしろゲリラ的に動く自由を確保するためには人並み以上に正規仕事ができなければならない。

この春、就職する人で、好きなマイナー言語を仕事でも使ってゆきたいという人に私がアドバイスするとしたら、「Java帝国に潜入したScheme連合の諜報部員」 (JavaとSchemeのところは好きな言語に置き換えよ)に自分がなったつもりになる、のが良いと思う。あなたのミッションはJava帝国を内側から崩すことである。しかしあなたがSchemerであることは大っぴらに知られてはならない。少なくとも内部に協力者を増やすまでは。さらに、帝国の上層部から信頼を得て権限のある立場に昇るために、帝国の言語であるJavaについても人並み以上に使えなければならない。道は険しい。Schemeへの愛が唯一の支えなのだ。だが 同志の集会であなたは決して孤独な戦いに挑んでいるのではないことを知るのだ。

なんてね。まあ、現状を変えてゆこうとするなら、現状にまかせて流れてゆくよりも余分に泳がなけりゃならないのは仕方ない。無理にならない範囲であれば、かわりに人と違うことをするって密かな楽しみを得ることができるってわけだ。

それに、PPLでも言ったけれど、もし将来独立して技術コンサルやスモールビジネスを始めようとした時に、たとえ強力な言語を自分のコンペティティブエッジとするつもりであっても、好き嫌いは別にしてメジャーな言語もちゃんと書けるようにしておくことは重要。取れる仕事に幅ができるというのは余裕を持って仕事を選べるということだし、現実社会の多くがメジャー言語で動いている以上、そことのインタフェースでは相手の言語を理解している必要があるからだ。

Shiro

いつでも使い捨て可能な、代わりの効く人にはなりたくないから、自分で努力しないと。頑張ろう。それが将来を保証することにもつながるのかと思う。