道具に振り回されずに
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「[L] 一歩進んだライフハックへ (7) 自動的に忘れる仕組み作り | Lifehacking.jp」でLifehackが究極的に目指すところについてこんなことが書いてありました。
ライフハックの究極の目標が、この道具が手の一部分となって消えてゆくことにあることを意識すること。これがライフハックに振り回されるのではなく、それを駆使する人との違いとなってゆくのではないかと、今は思うようになっています。
英語を勉強するときにも、同じようなことを受験英語の神様といわれた駿台の伊藤和夫先生という方はおっしゃっていました。意識しなければ使うことのできない英文法を無意識に使えるようになること、『英文解釈教室 改訂版』の究極の目標はこの本が必要なくなることだと前書きで書いていたかと思います。
この本がなければ、あやふやなままで英語を読んでいて、そのことにすら気づいていない状態だっただろうなぁ。2chとかはあまり信用しないという人も多いけれど、多くの人が支持し続けるような本は普遍性のある、「ためになる」本ではないかと思う。*1
- 作者: 伊藤和夫
- 出版社/メーカー: 研究社出版
- 発売日: 1997/06
- メディア: 単行本
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*1:とはいいつつも今時の受験生にこの本を読むことを勧めても、はっきりいって何の意味があるのかもわからずにやらされる苦行のようにしか思えないのではないかと思うのだけれど