ミュージカル・big
ミュージカル工房eicによるミュージカルbig (Wikipedia, Amazon)を観てきました。Amazonのレビューには、
小さいことが悩みの12歳の少年デヴィッドは、魔法のボックスにコインを入れて大きくなりたいと願いをかけてみたところ、その翌朝、20歳以上もの大人に成長してしまった!?家を追い出されてしまった彼は、やがてNYのおもちゃ会社に就職し、子どもらしい発想から数々の新商品を開発し、実績を上げていくのだが…。
”The Hardest Lessons for Startups to Learn”で気になった部分
単騎、千里を走る
もう二日ぐらい前になりますが、『単騎、千里を走る。』を観てきました。高倉健主演・チャン・イーモウ監督作品です。いや、とてもよかったです。
高倉健演じる主人公が、死に瀕した息子の代わりに中国に向かうというのが大雑把なあらすじ。息子は中国仮面舞踊の研究者で、「単騎、千里を走る」という関羽を扱った芝居をまた観に行くという約束をしていた。だが、息子は末期の肝臓ガンに冒されていた。高倉健演じる父は、息子とここ10年ぐらい疎遠になっていたが、息子との仲を修復したいと考え、中国へ赴く。だが、「単騎、千里を走る」を演じられる役者は犯罪を犯し、牢屋に入っていた。何としても「単騎、千里を走る」をビデオに収め、息子に見せたいと考えた主人公は、様々な人々を動かして、ついに「単騎、千里を走る」の撮影に成功する…というのが、ストーリーの基本ラインになるのかな。
『踊る大捜査線に学ぶ組織論入門』
この本を読んで面白いと感じた部分は、できるマネージャーと凄いリーダーの違いでした。
できるマネージャー | すごいリーダー |
・理性、データ、分析(左脳) | ・感性、感情、直感(右脳) |
・クールでテクノクラート風 | ・熱くビジョンを語る |
・冷静さ、客観性を重視し、計数管理がうまくできる | ・強烈な価値観を持っていて、それを押し通す、カリスマ |
・システムを使う | ・人間くささ、人間的魅力で人を引っ張る |
・論理学やルールを重んじる | ・人間学や人間的愛情を重んじる |
・ルールを遵守する | ・自分のフィロソフィーを守る |
・誰がやってもうまくできる仕組みを作って、他の人(後継者)が効率よく仕事をやっていけるようにする | ・この人について行きたいと思わせる、持って生まれた人間性が鍵なので、余人を持って代え難い |
・バランス感覚に優れている | ・大きな絵やビジョンを考え、それを追い求める |
・しかし、どこか特別に際立っているところが必ずしもあるわけではない | ・バランスがあると言うよりは、時に偏っているぐらい特徴のある思想を持つ。しかし、多少とも抜けがあり、はらはらさせる |
・でも、抜けがなく安定力がある。平均以上にすべてが良くできる | ・でも、その絵やビジョンが外れではなく、人に熱くアピールするときには、周りもついつい応援してしまう |
・危機的状況を予防したり回避したりする | ・危機的状況で迫力を出す |
・必然的世界に生きる | ・偶発的世界に生きる |
・何かを守る | ・何かを壊す、変化させる |
・すでにある枠組みを大いに利用する | ・枠組みを作り出すか、壊す |
・調和、配慮 | ・攻撃的で妥協しない |
・人の割り振りを行う | 自分でぐいぐい前進する |
『容疑者 室井慎次』
読んでいる人の価値観を相対化するのが小説の条件と保坂和志は考えている、と下のエントリーで書いた。そのように書いているうちに、最近観た『容疑者 室井慎次』でも見ている人の価値観を相対化するような描写が行われていたことに気づいた。
おとなのひとにいってほしかった24のこと
バイト先からの帰り道、本屋で何気なく見つけたのがこの本。面白そうなので手にとってぱらぱらとめくってみたんだけれど、これは面白い!素朴に語ってはいるものの、酸いも甘いも経験してきたという年月を感じさせるところがいいのではないだろうか。