『自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)』からの引用
人気があるものが、必ずしも社会が求めているものではない。むしろその逆であることの方が多い。不人気な職業ほど、働き手が不足していて、待遇はよくなるし、いろいろな場面で選べる自由度も高い。
世の中には長い時間をかけないとできないことがある
気持ちはわかるが、 世の中には長い時間をかけないとできないことがある。
たいせつなことのほとんどはそうである。
「長い時間をかけて能力の熟成を待つ」ということを国民的規模で忌避したせいで、私たちは「たいせつなことのほとんど」と縁遠くなってしまった。
If you work really hard, and you’re kind, amazing thing will happen.
All I ask of you is one thing: please don’t be cynical. I hate cynicism ― it’s my least favorite quality and it doesn’t lead anywhere. Nobody in life gets exactly what they thought they were going to get. But if you work really hard, and you’re kind, amazing things will happen.
Quote: All I ask of you is one thing: please don – %2837signals%29
与えられた環境でベストを尽くす
試験というのは「与えられた環境でベストを尽くす」ことのできる能力を問うものであって、「ベストの環境でなければベストが出せないからベストの環境を用意しろ」というような他責的な言葉づかいが不用意に口を衝いて出て来るような子どもはこのせちがらい世を長生きできぬのではないかという疑念がみなさまのうちにふっと兆しても私は「そういうこともあるかもしれない」と静かに応じたいと思うのである。
自分のやり方が一つしかない人
「自分のやり方が一つしかない人は、それからハミ出たことをやる人に『テメェ!何やってるんだ!こういう時は、こうしろ!』って自分のやり方を押しつけて、強引に自分流にもっていこうとする。でも、別のやり方があるって知っている人は、『あぁ、こういうやり方をしているのか。だったら、こうしてみろよ』って、怒らずにアドバイスできる」
世の中に「問う」人がアーティストだと思う
世の中に「問う」人がアーティストだと思う
こういう話は私も経験してきただけにわかる。多くの人が新しいチャレンジを懐疑的な目で見る。失敗すると、胸をなでおろす。成功すると、やっかむ。そして本人の力量じゃない、運とか、地位とか、とにかく本人以外のところに勝因を求め、絶対に功績を認めない。