「みっともなくやる」のは難しい。そうしたやりかたをするためには、「それでも大丈夫」という根拠が必要だし、 たいていの場合、「ちゃんとやった」ほうが、管理ははるかに簡単だから、 みっともないやりかたは、たくさんのトラブルケースを乗り越えてきた人でないと身につけられないし、 語れない。

その場に集った医師の中で、もっとも無様で、不格好なやりかたを提案できる人が、 本当のベテランなんだと思う。

みっともなくやれないベテランは、そもそも自分をベテランと認めちゃいけないし、 無様なベテランが、後ろで一番無様に構えてくれているからこそ、 若手は安心して「ちゃんとやる」ことができるのだから。

無様にやるのは難しい – レジデント初期研修用資料