メモ

数学ガール ポアンカレ予想で気になった部分

  • POST
数学ガール/ポアンカレ予想 (「数学ガール」シリーズ6) で気になった部分を引用しておきます: 「音楽は時間芸術、時間は不可逆」と彼女は言った。「どんなミスしても、鳴らした一音は取り返せへん。ミスしても、音楽では先に進まんとあかん。音楽を進めんとあかん」 「先に進む……」 「音楽は時間芸術、時間は一次元」と彼女が繰り返す。「でも人には記憶があって、聞いた音を覚えてる。音の記憶が連なって、心にパターンが生まれる。いい音楽を作りたかったら、いい音を重ねていくしかあらへん。《一音は一曲のため、一曲は一音のため》ーーってお師匠さんは言わはる」 (省略) 「いい音を重ねていくしかない……いい音ってなんだろう」 「音楽は時間芸術、時間は連続」と彼女はもう一度繰り返す。「音楽では、一音だけを取り出して『いい音はこれ』なんて言えへん。鳴らすべきタイミングで鳴らした音がいい音。そして、鳴らすべきタイミングは、他の音との兼ね合いで決まる」 (省略) 「語るべきタイミングで、語るべきセリフを言えるんかいな、未熟王子は」 数学ガール/ポアンカレ予想 (「数学ガール」シリーズ6)posted with amazlet at 18.05.20結城 浩 SBクリエイティブ 売り上げランキング: 6,988 Amazon.co.jpで詳細を見る

両親とのコミュニケーション手段を確保するよ

  • POST
いま私はシンガポールで働いているのですが、私の会社では一年に一度12日間を日本で過ごす休暇をいただくことができます。ちょうどお盆期間中に日本に一時帰国予定です。 今回日本に帰国する中で、実家関係でやらなければいけないことを整理しておきます。 両親との連絡手段を確保する これ、すごい大事。 現状と問題点 使わなくなったiPhone + 格安SIMの組み合わせでLineを利用していたのですが、、、 両親はあまりスマホに強くないです…そしてトラブル発生。。。 格安SIMを使っているため、iPhoneの調子が悪くなっても、近くのDocomoショップで助けてもらえない iPhone側の問題となりApple Storeに行ったとしても、SIM側の問題と切り分けできず、めくるめくたらい回し という状況で、いまのところLineによる連絡はできず、電話による連絡のみです。もしくは弟経由での連絡とか。 個人的に電話は嫌いで、必要なときにしか電話したくないので、Lineを復旧したいところです。 とりあえず こんな感じで進めたい! DocomoのSIMを契約する。これでDocomoショップにサポート丸投げできる!!! iPhone故障した場合の代わりの手段を確保する!!! DocomoでSIMのみプランで契約する 他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き | NTTドコモ」を見ると、SIMのみで契約はできるみたいだから、これで契約をする! Docomoショップであれば、手厚いサポートが期待できるはず! iPhone故障した場合の代わりの手段を考えてみる ネットワークカメラとかで相互にお話しできるタイプのやつを居間に備え付ければいいのかなぁ…と考えています。それがあれば、多少画像がカクカクしても話せると思うから。 これは検討中。。。PLANEX ネットワークカメラ (スマカメ ムーンライト) 高感度センサー スピーカー&マイク内蔵 CS-QR220がいいのかなぁ PLANEX ネットワークカメラ (スマカメ ムーンライト) 高感度センサー スピーカー&マイク内蔵 CS-QR220posted with amazlet at 17.07.01プラネックス (2016-07-28) 売り上げランキング: 2,449 Amazon.co.jpで詳細を見る

おそろしくたくさん練習した日本は南アフリカに勝てた

  • POST
日本ラグビーの今後の指導方針についての提言。Numberからの引用です: 鍛え上げられた肉体。修羅場にぐらつかぬ確信。長い合宿に養われた結束。丈夫な人たちが鉄の心を抱いて助け合った。 すべてはハードワークのおかげだ。 これからのジャパン。新しい指導体制は新しい方針を探るだろう。ただし、ひとつだけ変えてはならぬ「解」がある。日本のラグビーが強豪国に伍すための解。それは「質の高い練習を、おそろしくたくさん行う」ことだ。 自チーム(自国)の選手の個性を見きわめる。先端の情報を貪欲に集める。過去の成功と失敗をレビュー、高い目標を定め、戦法を創造、そこから逆算した技術と体力を培い、ひとつずつ層を積み上げる。コーチング、チーム構築の定理だ。ニュージーランドもオーストラリアもアルゼンチンもそうする。でも日本代表はそれでは足りない。質にとどまらず量を追い求めなくてはならない。 「日本が南アフリカに勝てるはずはない」は間違っていた。ただし「日本は南アフリカに勝てる」も正しくはない。「おそろしくたくさん練習した日本は南アフリカに勝てた」が本当だ。ハードワークの定義とは「猛練習と長期拘束による技術の自動化および体力の定着」である。 Number(ナンバー)895号[雑誌] Numberposted with amazlet at 16.02.22文藝春秋 (2016-02-04) 売り上げランキング: 2,415 Amazon.co.jpで詳細を見る

新しい道へ進むときには、誰でもためらうものなんだよ

  • POST
まちがいだ、つじつまが合わない―そういう事態に陥るのは、これまでになかった概念にぶつかったからだ: まちがいが見つかったとき、失敗だと考えて引き返すのが普通だ。しかし、デデキントは失敗ではなく発見だと考えた。《全体と部分の間に全単射が存在する集合》が無限集であると定義すれば、有限・無限によらず、全単射で個数が等しいといえる。 まちがいだ、つじつまが合わない―そういう事態に陥るのは、これまでになかった概念にぶつかったからだ。失敗だと考えて引き返すこともできる。しかし、新しい発見かもしれないと考えて、さらに進むこともできる。 概念の拡張では、いつもそういう場面に出会う。 新しい道へ進むときには、誰でもためらうものなんだよ: 「誰でもためらう。数の名前に、そのためらいがよく現れている」 「名前―といいますと?」とテトラちゃんが言った。 「では、英単語のテスト」ミルカさんはそう言ってテトラちゃんを指さす。 「負数?」とミルカさんが問う。 “negative number”とテトラちゃんが応える。 「無理数?」 “irrational number” 「虚数?」 “imaginary number” 「否定的な、不合理な、想像上の―」ミルカさんは席を立つ。「これらの言葉には、新しい概念に向かう人間のためらいがよく表現されている」 彼女は、窓の外へ顔を向ける。 「新しい道へ進むときには、誰でもためらうものなんだよ」 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)posted with amazlet at 16.02.01結城 浩 SBクリエイティブ 売り上げランキング: 16,441 Amazon.co.jpで詳細を見る

あなたが努力していることは必ず誰かが見ている。だから、手を抜かないでみんなでいい映画をつくろう

  • POST
『高倉健インタヴューズ』を読んで気になった部分を抜粋してみました。 八甲田山の撮影について: あの時は芝居なんて考えられなかった。雪のなかで立ってるだけでやっとの演技で、まるでドキュメンタリーを撮ってたようなもんだよ。ただ、まわりの俳優さんは「高倉健が我慢しているんだから」と何も言わないでやってたところもあるよね。今になって思えば僕が代表して「こんなことはできません」と言えばよかったのかもしれないなあ。でも、言わないんだよ。僕には言えない。何も言わないで厳しいところへ出ていってしまう。それがいいことなのか、それとも悪いことなのか…… 映画撮影の現場とスーツについて: 現場の職人たちは会社の偉い人のことを「スーツ」って呼んでいたんだ。 「スーツを着ている奴は現場の人間じゃない、自分たちの仲間じゃない」って。昼飯でも現場の人間とスーツじゃ、食べる場所が違う。スーツと食べるのが好きな役者もいるんだけど、アンディ・ガルシアなんか、わざわざ俺のところによってきて「健さん、スーツのところで食べないで俺達と一緒にメシを食おう」って誘ってきた。 映画での表現について: でも、本当に嬉しい、もしくは悲しいと感じたとき、人は「嬉しい」とか「悲しい」なんて言葉を口にするでしょうか。僕はしないと思う。声も出ないんじゃないか……。 すぐれた脚本家は言葉で悲しさを表現するのではなく、設定で表現するんですよ。極端な話、ハーモニカを吹くだけでも悲しさを表現できるし、息遣いを感じさせるだけでもいい。それでも俳優の演技がうまければ、観客に悲しさは伝わります。 高倉健さんの褒め方について: 「『四十七人の刺客』を撮ったときのことです。僕は堀部安兵衛の役でした。浅野家の家臣が街道で荷車を押していたら、敵の刺客とも思える飛脚が近づいてくるシーンがあった。そこにいた侍役の俳優たちはいっせいに身構える演技をするわけです。その際、大石内蔵助を演じていた高倉さんは離れた場所で休憩していたのですが、どうやら、撮影シーンを見守っていたらしい。次にあったとき、ぽつりとおっしゃったのです。『宇崎さん、あのシーンのとき、刀の鯉口を切ってましたね』……」 彼は役者専門の人ではない。しかし、時代劇に出るにあたって、二ヶ月間、居合の道場に通い、刀の抜き方、納め方、武士の所作を学んだ。だから、刺客に備えたシーンで彼は本物の武士のように咄嗟に刀の柄に手をやる、鯉口を切ることができたのだ。 「鯉口を切るなんて動作はフィルムには映りません。それでも高倉さんはちゃんと見ていて、そのことを指摘してくれました。しかも、その意味は僕をほめるというだけではないんです。…あなたが努力していることは必ず誰かが見ている。だから、手を抜かないでみんなでいい映画をつくろうってことを暗示されていたんです。ですから、ほめられたのは僕だけじゃありません。高倉さんは他の役者にもスタッフにも、その人が人知れず努力をしているところをちゃんと見ていて、なおかつほめる。すると作品に関わる全員の士気が高まる」 宇崎竜童さんが高倉健さんについて: 「高倉さんにいただいたものは返せません。返したいけれど返せないほど大きなものをいただいている。できるとすればたったひとつ。私が後輩や新人に高倉さんからもらったものと同じものを渡すこと。その人のいいところを見つけて、大局的にほめてあげること。そんなことを気づかせてくれるのは高倉さんだけです」 高倉健さんの仕事の選び方について: 「餌の獲り方はものすごく大事なんじゃないでしょうか。まずい餌食ってるやつ、まずい餌のとり方をしているやつは、姿も悪くなるし、肉もまずくなる。ハイエナとライオンのように。ライオンは無理でも狼ぐらいになりたいですから。そういうことって人間にも通じるんじゃないですか。みんなそうじゃないでしょうか。俳優だって、汚い餌の獲り方をしているやつはやっぱりだめですよね」 高倉健インタヴューズ posted with amazlet at 16.01.02 野地 秩嘉 プレジデント社 売り上げランキング: 95,436 Amazon.co.jpで詳細を見る

サプライズに直面すると人は考え始めるものです

  • POST
水泳の荻野選手: 荻野が心がけているのは、練習でも試合でも常に100%の泳ぎをすることだ。目標タイム以上に大切なのは、自分をいかに限界まで追い込めるか。練習での口癖は、 「試合と同じ泳ぎをすること」 そして、試合での口癖は、 「練習と同じ泳ぎをすること」 ラグビー日本代表について01: 「ラグビーは世界で最もオーソドックスなスポーツです。保守的でもある。だからこそ、相手を驚かすことが有効です。たとえば、サプライズに直面すると人は考え始めるものです。そして、相手が考え始めた瞬間、ラグビーというス ポーツでは勝つチャンスが生まれる。それが実際に南アフリカ戦で起きたのです」 –考えさせ、迷わせ、動揺させた。 「そうなると、いつものプレーが出来なくなります。ラグビーは高速のスポーツです。考える時間はありません。状況に反応し、判断し、プレーする。南アフリカの選手には疑問がわき、判断が遅くなった」 ラグビー日本代表について02: –ハーフタイムにはどういった指示を? 「勝てる、と選手には伝えました。スコア、そして時計が日本の味方になる。すでに接戦になって、40点差で勝つつもりの南アフリカの選手たちにはプレッシャーがかかっている。そして後半、残り20分の段階では同点だ。こんなはずじゃない、とパニックに陥っていたはずです」 –ノーサイド寸前、ゴール前のペナルティ、世界の常識はショットだと思います。ヘッドコーチもそう思われましたか? 「そう思いましたし、リーチの選択はサプライズでした。でもあの朝、私はリーチと一緒に海岸に行き、コーヒーを飲みながら「今日は失うものは何もない」と話しました。そして「重要な場面でペナルティをもらい、もしも行きたいと思えば、ためらわずに行っていい」と話したんです。そうしたら、現実にそんな場面がやってきて、リーチはスクラムを選択した。本当に彼の勇敢なしせい、心に私は感謝しています」 —体を張る素晴らしい主将だった。 「リーチは試合が進んでいく中で、本当に南アフリカに勝てるという手応えを得たのでしょう。彼はスーパーラグビーで南アフリカのチームとも試合をしていましたから。彼が勝てるという信念を持って選択し、その気持がチームにも伝わった」 ラグビー日本代表について03: 「結果を見ていただければ明らかです。グレートという言葉は、ダイナミックなクオリティを指します。キープするものではありません。ハードワークを積み重ね、常に向上心が必要です。プランがなければ、栄光はすぐに消え去ります。私が去った後のサントリーを見ればわかります。」 –これからの日本代表はどうなるのか。 「私がいま、不安を感じているのは日本ラグビーが競争力を失う危険性です。例えばヘッドコーチに関しては、3〜4人の候補者がいるべきで、誰がどんなコーチングをするのか常に把握していなければならない。何かあれば、候補者からすぐに任命する必要があるからです。2019年に向かって、新しいヘッドコーチはスタッフ、関係者とミーティングをし、方向性を考えなければなりません。いま、すぐにでも」 ラグビー日本代表について04: –こういってはなんですが、ヘッドコーチはこれまでの人生の中で、選手から愛されたいと思ったことはないんですか。 「ありません」 –一度たりともなかった? 「コーチになってから、まったくありません。必要ないからです」 –驚きです。でも、そのストレスを力に変え”男”になった選手たちがいました。 「W杯は始まる前、選手には『大舞台では人間として成長するか、それとも萎縮してしまうかどちらかに分かれる。どうなるかは、君たち次第だ』、そう伝えました。」 Number(ナンバー)特別増刊 桜の凱歌。 エディージャパンW杯戦記[雑誌] Number posted with amazlet at 15.12.17 文藝春秋 (2015-10-16) 売り上げランキング: 1,239 Amazon.co.jpで詳細を見る